Wiener Philharmoniker, Karl Böhm – Karl Böhm – Live in Tokyo 1977 (2022)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:34:14 minutes | 3,78 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Tower Records Japan – TFTKSA3003
「オリジナルのアナログ・マスタ・テープーから新規マスタリング」
ベーム3回目の来日となった1977年3月11日の東京文化会館での演奏会の記録を1枚のSACDシングルレイヤーに収録。
ライヴの高揚感と張りのある美しいサウンドを瑞々しく再現!
貴重な記録を今回あらためて新規でTOKYO FM収録のアナログ・マスターテープから高音質(192/24)で最新デジタル化した音源を使用。
ALTUS斎藤氏による最新マスタリング
FM東京によって収録されたベーム&ウィーン・フィルの1977年来日公演をタワーレコード限定でSACD化。ライヴのベーム特有の緊迫感とウィーン・フィルの張りのある美しいサウンドが、オリジナルテープからの新リマスタリングで見事によみがえります。とろけるようなモーツァルト29番、引き締まった『ドン・ファン』、多彩な表現が感動的なブラームス2番、そしてゲネプロをボーナス収録した『マイスタージンガー』と、どれもベームの深い味わいが堪能できる名演です。
1977年の公演はベームにとって3度目の来日であり、ウィーン・フィルとは歴史的公演となった1975年以来2度目となる来日ツアーでした。その後ベームは1979年に単独で来日を予定していたものの体調不良でキャンセル、亡くなる前年の翌80年にウィーン・フィルと再び来日公演を行ったのが最後となりました。1977年の公演は旋風を巻き起こした75年の感動を再びということで、ウィーン・フィルの全14公演中、ベームは6公演を指揮(他の公演はドホナーニ)し、なかでも没後150年のベートーヴェンの交響曲を東京と大阪で4公演(曲は4曲。うち、5&6番を3回指揮)行ったというのがメインイベントであり、ツアー最後の2日間の演奏会で取り上げたのがこの盤に収められている3曲です(最終日3/12は大阪。マイスタージンガー前奏曲はゲネプロ)。この年はベートーヴェン以外の曲をベームが指揮したのはこの最後の2日間のみでしたので、曲目的には貴重な記録となりました。特に、モーツァルトの第29番の天国的な美しさはこのコンビならではでしょう。2年前の来日時の厳粛な感じが多少薄れ最盛期を過ぎた感があったとはいえ、ベームらしい造形の確かさと気迫は健在であり、眼光鋭い指揮ぶりが窺わるようです。尚、来日して最初の演奏会の3/2の公演は映像にもなっていますので、曲は異なれどやはりただならぬ雰囲気が感じられると思います。音楽を愛し、凄まじい気力を放出するベームのライヴはやはり必聴です。メインのブラームス第2番の流麗さと芯の通った各楽章の構築も見事であり、録音とは違ったある意味緩やかさがこの曲の良さ引き立ているかのように聴き取れます。DGとのセッション録音がない「ドン・ファン」もまたベームの十八番でした。ベルリン・フィルと行ったDG録音と基本構成は踏襲されていて、曲の本質を引き出したまさにスケールの大きい演奏が収録されています。どれも記憶に残る名演と言えるのではないでしょうか。
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今回の復刻では、以前市販で採用したアナログ・マスターテープをもとにCD用のアナログテープを作り、そこから16bit/44.1KHzに落とし込みCD化を行った後、マスタリングをアナログ領域で行った「(AAD」によるCDに特化した方法と異なり、あらためてFM TOKYOのアナログ・マスターテープから192kHz/24bitでハイレゾ化したマスターを使用し、新規でマスタリングを行いました。そのためCD時の音と比較し、より緻密でレンジが広い、当時の演奏会を彷彿させる音に仕上がっています。また、SACDシングルレイヤーの長時間収録を活かし、当日の演奏会を1枚で収録、解説書は、初発売時の解説他を一部編集した上で掲載しました。尚、以前SACDシングルレイヤーで別会社から発売されていた際に収録されていました、ブラームス:交響曲第2番のリハーサルは今回の盤には収録されていません。
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Tracklist:
Mozart – Symphony No. 29 in A major, KV. 201(186a)
01. I. Allegro moderato (7:01)
02. II. Andante (6:24)
03. III. Menuetto (4:00)
04. IV. Allegro con spirito (4:54)
Strauss – Tondichtung “Don Juan”, Op. 20
05. Tondichtung “Don Juan”(18:55)
Brahms – Symphony No. 2 D major, Op. 73
06. I. Allegro non troppo (15:11)
07. II. Adagio non troppo (10:42)
08. III. Allegretto grazioso (5:37)
09. IV. Allegro con spirito (10:03)
Wagner – Die Meistersinger von Nürnberg
10. Prelude Act I (11:28)
Personnel:
Wiener Philharmoniker
Karl Böhm, conductor
Note:
Recorded live in Tokyo in 1977
192kHz/24bit remastering from the original analogue master tapes
SACD ISO
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