The Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Wagner: Klemperer conducts Wagner [2 SACDs] (1960-1961/2019
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:36:21 minutes | 6,34 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / EMI / Tower Records Japan – 02:36:21
クレンペラーの偉大さを如実に示した歴史的録音、ワーグナー:管弦楽曲3枚分のアルバムを2枚に集成。新規解説付。英オリジナル・アナログ・マスターテープから新規で復刻
大火傷から復活し体調が優れていたクレンペラーが1960年と翌年に一気に録音を行ったワーグナー:管弦楽曲集を2枚に集成しました。以前市販ではSACDシングルレイヤー3枚でリリースされていましたが、今回SACDハイブリッド盤として、完全新規で英オリジナル・アナログ・マスターテープより復刻を行っています。強固な意志で貫かれた、強靭なこれらのワーグナー録音は、クレンペラーの偉大さを示した歴史的録音です。現況での最高音質を目指し、マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
ワーグナーの管弦楽曲は1960年と翌年に録音され、LPでは15曲が作曲年代順に3枚に分かれて発売されました。CD時代では「ジークフリート牧歌」を入れて全16曲が2枚に収められています。ちょうどこれらの録音の際のクレンペラーは大火傷から復活し体調が優れていた時期にあたり、1960年録音のメンデルスゾーンの一連の録音など、後に名盤と言われるものを含め、多くの録音が行なわれました。ワーグナーは総じてテンポが遅いこともあり、曲調に合った重厚さが従来の緻密な解釈と合わさり、スケールの大きい演奏となっているのが特徴です。ただ、録音は同じ時期に行なわれていたものの、こちらも音質も千差万別でした。またコンディションにも差があるためマスタリングは困難を極めましたが、オリジナルを重視しました。その効果は絶大です。(1/2)
Read morePhilharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Klemperer Conducts German Opera Overtures (1960-1961/2020)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:16:41 minutes | 3,08 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-167
オリジナルの「ドイツ・オペラ序曲集」に2曲のヨハン・シュトラウス作品を加えた全8曲の小品を復刻。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化し最新復刻。新規解説付。世界初SACD化
1960年に都度収録されたオリジナルのアルバム「ドイツ・オペラ序曲集」の6曲に加え、翌年録音のヨハン・シュトラウス作品2曲を新規でカップリング。ウェーバーは特に作品を知り尽くしたクレンペラーによる充実した響き。圧倒的な演奏です。一方、ウィンナ・ワルツ含む2曲は小品ながらも大曲と錯覚するかのようなユニークさがあり、これもまた興味深い録音。今回、新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。世界初SACD化。
この「ドイツ・オペラ序曲集&ワルツ」は1960年に収録されたオリジナルリリースの各オペラ序曲等の6曲に、翌年録音のヨハン・シュトラウス作品を2曲収録しました。これらのシュトラウス作品は元々前述のワイルが入ったアルバムに収録されていた曲で、今回はカップリングを変えての復刻となります(本来ここに「ウィーン気質」を入れる予定でしたが、収録時間の関係で今回は割愛しています)。「ドイツ・オペラ序曲集」のうち、特にウェーバーは作品を知り尽くしたクレンペラーならではの充実した響きがあり、圧倒的な演奏です。一方、ウィンナ・ワルツ含む2曲は小品ながらも大曲と錯覚するかのようなユニークさも含めて曲の奥深さを感じさせます。いずれの小品も綿密に構築されているのは大曲と同じですので、聴き終わった後の充実度は引けを取りません。音質はこちらも充実しており、セパレーションも良好で見通しも良いため、オーディオ的な満足度も高いと思います。
音質的には今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、従来を超える192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行いました。そのためか、今回の音質は緻密さと幅広いレンジ感、近接感をより獲得しており、リアルになった音質で最上の演奏をお楽しみいただけます。一部にはノイズ等も散見されますが、今回もオリジナルを尊重し、バランスを含め、あくまで最小限の範囲で音楽的なマスタリングを目指しました。尚、解説書には川瀬昇氏による新規文章を掲載しています。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第33弾は、計3タイトルを発売いたします。
Philharmonia Orchestra, New Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Mozart: Symphonies [5 SACDs] (1956-1965/2019)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 06:25:45 minutes | 15,6 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-97/101
旧EMIのクレンペラーSACD復刻企画始動!クレンペラーがステレオ録音で残した新旧含むモーツァルトの交響曲全14曲他を5枚に集成。一部世界初SACD化。新規解説付。
「クレンペラーSACD復刻シリーズI」
「DEFINITION SERIES」は今回で第20回目を迎えました。2015年3月に第1弾を発売してから4年が経過し、総タイトル数は37を数えます。埋もれていた旧EMIレーベルの名盤を中心に、様々な音源を復刻して来ましたが、EMIレーベルにはまだまだ有力なアイテムが目白押しです。そこで、第20弾到達を記念し、今回より不定期でクレンペラーの音源の一部を体系的にリリースすることにいたしました。加えて、現在のクレンペラー解釈の第一人者による新規解説を掲載し、「クレンペラー年表」(共通)を別添付した仕様で復刻いたします。
クレンペラーが旧EMIレーベルに1956年から64年にかけて収録したステレオ録音であるモーツァルトの交響曲全14曲と、”アイネ・クライネ・ナハトムジーク”の新旧録音他を5枚に集成しました。以前、市販で交響曲は6曲がSACD化済ですが、今回は2種存在する第38-40番の3曲のうち、56年録音の第38,39番の旧盤と、62年録音の第40番、そして第25,29,31,33,34番と管弦楽曲3曲は世界初CD化です。クレンペラーの真髄とも言えるモーツァルト音源が最新の高音質で蘇りました。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけました。マスタリング・エンジニアは、これまで当シリーズのオーサリングを担当されてきた藤田厚生氏です。
(1/2)
Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Berlioz: Symphonie Fantastique (1963/2019)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 00:56:43 minutes | 2,28 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-109
クレンペラー独自の演奏として未だ評価の高い、超高解像度の”幻想”が世界初SACD化!対向配置が効果を発揮する優秀録音。最上の音質をSACDで再現。新規解説付
クレンペラーらしくドライで微視的な視点も感じさせる、超高解像度な演奏として有名な”幻想交響曲”が世界初CD化!2019年はベルリオーズ没後150年であるためリリースが多いなか、このクレンペラー盤はそれらの中でもミクロ的視点に立つ最右翼のユニークな演奏として録音史に残る名演と言えるでしょう。対向配置のよる効果が高音質化により一層際立っています。録音も優秀。現在のクレンペラー解釈の第一人者による新規解説を掲載しました。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。
クレンペラーはこの”幻想交響曲”を実演でも多く取り上げており、特に戦前は多く演奏していたようです。しかし戦後は機会に恵まれず、この1963年の録音のきっかけとなったのは、1962年5月に行った久しぶりの公演での成功を受けてのことでした。独特な演奏はかえってクレンペラーそのものを現したかのようで、足取りの重いテンポのなかで、隅々まで見通せるかのような透徹した響きと、各楽器のバランスやベルリオーズ独特のオーケストレーションを分解し再構築したかのような構成により、徹底的なまでにドライに描かれています。起伏は平坦では決してなく、時には強烈な迫力がある様も圧巻。ファンが多いのも頷ける演奏です。今回のSACD化により、その冷徹なまでの響きが従来以上に再現されており、さらに一歩踏み込んだクレンペラーの音楽の神髄を聴き手は感じさせられるでしょう。尚、今回もクレンペラー企画の第1弾(モーツァルト2作品)と同様に、現代のクレンペラー解釈の第一人者による新規解説を掲載しました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第22弾は、計3タイトルを発売いたします。
<制作ノート>
マスタリングに当たりましては、本体の解説書内にも表記してあります通り、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけております。一般的にマスターテープはあくまで製品前の段階での素材であり、収録年代や保存状況、原盤に対するレーベルの方針により状態や程度がそれぞれ異なります。そのため各最終製品形態に合わせ、程度の差はありますがほとんどの場合、基本的に必要最小限の整音が前提となっています。
この「幻想」の場合はマスターテープの状態が良く、左右バランスのレベル違いや高域の落ち込み、帯域バランスやセパレーションの不備もありませんでした。ピークレベルを合わせる等以外はほぼ調整が必要ないレベルのマスターでした。
Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Schubert: Symphonies 5, 8 & 9 [2 SACDs] (1960-1966/2020)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 02:23:14 minutes | 5,76 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-164/5
得意な「未完成」を含むシューベルトの交響曲に加え、壮大なフランクを収録。
クレンペラーならではの世界を鮮やかに構築した名演。
シューベルトの5番は世界初SACD化。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitで新たにデジタル化し、最新復刻。新規解説付
「未完成」は生涯に9種の録音が存在するほどクレンペラーが何度も取り上げた作品で、この1963年の旧EMIへの録音は、自身のコンディションが良い時期ということもあり、緊張感と克明な動機の扱いが聴くものに迫る名演です。豊かな響きの「グレート」、今回世界初SACD化となる第5番と共に、レペートリーとして貴重な「フランクの交響曲」を収録しました。現況での最高音質を目指し、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
「未完成」はクレンペラーが生涯において数多く指揮をした作品であり、録音もライヴを含めると相当数存在します。特に1966年のバイエルン放送交響楽団や1968年のウィーン・フィルとのライヴは珠玉の名演としても知られており、いかにこの曲を好んでいたかがわかります。今回の旧EMI音源は1963年2月、77歳時の録音で、前述のライヴより特に第1楽章のテンポは早目ですが、細部にわたる作り込みや構成力が見事です。「グレート」も好んで演奏を行った曲目であり、珍しく抒情性を感じさせるのと同時に、曲想の対比の的確な扱いにも感嘆します。「第5番」での自然な音楽の流れを含め、クレンペラーのシューベルトはどれも絶品です。そして、このアルバムにはフランクの「交響曲」を収録しました。フランス音楽自体稀とはいえ、既にアメリカでの指揮時代には何度か取り上げている作品ということもあり、元々構成力のある作品が更に一層堅牢さを増した感があります。尚、録音自体はいずれも優秀で、重心が低く、各楽器の音色の再現性も確かです。
今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは総じて整ったバランスであり、経年変化も少ない状態でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には川瀬昇氏による新規文章を掲載しました。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第33弾は、計3タイトルを発売いたします。
New Phiharmonia Orchestra & Chorus, Otto Klemperer – Mozart: Don Giovanni [3 SACDs] (1966/2019)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 03:00:42 minutes | 7,25 GB
Genre: Classical | Publisher (label): EMI / Tower Records Japan – TDSA-102/4
悠然としたテンポ設定と、緊迫感溢れる唯一無比のクレンペラーによる”ドン・ジョヴァンニ”を最新復刻!シリアル・ナンバー付、800セット限定復刻。新規解説、歌詞対訳付
「クレンペラーSACD復刻シリーズI」
「DEFINITION SERIES」は今回で第20回目を迎えました。2015年3月に第1弾を発売してから4年が経過し、総タイトル数は37を数えます。埋もれていた旧EMIレーベルの名盤を中心に、様々な音源を復刻して来ましたが、EMIレーベルにはまだまだ有力なアイテムが目白押しです。そこで、第20弾到達を記念し、今回より不定期でクレンペラーの音源の一部を体系的にリリースすることにいたしました。今回の歌詞対訳付の解説書は120ページ以上、そして現在のクレンペラー解釈の第一人者による新規解説を掲載し、「クレンペラー年表」(共通)を別添付した仕様で復刻いたします。
独自の解釈に基づいた唯一無比と言える1966年録音の名演、”ドン・ジョヴァンニ”が28年振りにリメイク。現代に高音質盤として蘇りました。通常、コミカルな要素と厳粛さのコントラストで描かれるこの作品を、クレンペラーは独自の解釈により、悠然としたテンポ設定と緊迫感を重視した重厚な作品として扱ったことが作品に新たな側面を与えた、歴史に残る演奏です。対訳付・800セット限定のシリアル・ナンバー付。今回の復刻のために、本国のオリジナル・マスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけました。マスタリング・エンジニアは、これまで当シリーズのオーサリングを担当されてきた藤田厚生氏です。
(1/2)
Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer – Dvorak: Symphony No. 9 ‘From the New World’ etc (2020)
SACD Rip | SACD ISO | DST64 2.0 > 1-bit/2.8224 MHz | 01:13:30 minutes | 2,96 GB
Genre: Classical | Publisher (label): Columbia / Tower Records Japan – TDSA-166
クレンペラーらしい堅牢な演奏として有名な「新世界」、自身が初演したワイル作品と自作の「メリー・ワルツ」を収録。
新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化し最新復刻。
「新世界」以外は世界初SACD化。新規解説付
「新世界」は、クレンペラーの体調が良好だった1963年10,11月に収録されたもので、”何事にも動じない”堅牢な演奏としてファンには名が通った録音です。独自の世界観の中でも、曲の内容に合致した要素が内面に滲み出ている様は見事で、クレンペラーらしい名盤。カップリングには自身が委嘱し初演した「小さな三文音楽」からの7曲と、自作の中で最も知名度の高い「メリー・ワルツ」を収録。新世界以外は世界初SACD化。新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化をおこなったマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
「新世界」は独特な演奏と言われていますが、そこにあるのはあくまで音楽的に自然な流れと、楽曲への真摯な取り組みです。録音された1963年は精神的にも良い年であったようで、年の初めから相次いで名盤を残しています。演奏自体も充実しており、堂々とした安定感は、まるで曲がスケールアップしたような聴き応えに感じます。音質的にも良好で、対向配置の効果がより出ているのがわかるでしょう。一方、「小さな三文音楽」はクレンペラーがワイルに委嘱し1929年に初演した作品で、この録音はそれから約30年を経て行われました。ただ、なぜかこの録音では第3曲を省き、7曲で収録されています(初演の2年後に4曲のみの録音もあり)。その真意は不明ながらも収録自体が珍しい音源のため、残してくれた事自体が貴重でしょう。落ち着いたテンポのワイルはかえって興味深く聴こえます。そして、このアルバムでは最後に自作自演曲を収めました。実は多くの曲をクレンペラーは作曲していますが、この「メリー・ワルツ」が最も有名かと思われます。わかりやすい旋律のため、もっと演奏機会が増えればと思う曲です。尚、収録は全てキングズウェイ・ホールで行われており、統一感あるしっかりとした音像で尚且つ優秀録音です。
音質的には今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、従来を超える192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行いました。そのためか、今回の音質は緻密さと幅広いレンジ感、近接感をより獲得しており、リアルになった音質で最上の演奏をお楽しみいただけます。一部にはノイズ等も散見されますが、今回もオリジナルを尊重し、バランスを含め、あくまで最小限の範囲で音楽的なマスタリングを目指しました。尚、解説書には川瀬昇氏による新規文章を掲載しています。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第33弾は、計3タイトルを発売いたします。
Otto Klemperer – Bruckner: Symphonies Nos. 8 & 9 (2024)
FLAC (tracks) 24 bit/192 kHz | Time – 02:30:14 minutes | 5,74 GB | Genre: Classical
Studio Masters, Official Digital Download | Front Cover | © Warner Classics
Otto Nossan Klemperer (14 May 1885 – 6 July 1973) was a German conductor and composer, originally based in Germany, and then the United States, Hungary and finally, Great Britain. He began his career as an opera conductor, but he was later better known as a conductor of symphonic music.
A protégé of the composer and conductor Gustav Mahler, from 1907 Klemperer was appointed to a succession of increasingly senior conductorships in opera houses in and around Germany. Between 1929 and 1931 he was director of the Kroll Opera in Berlin, where he presented new works and avant-garde productions of classics. He was from a Jewish family, and the rise of the Nazis caused him to leave Germany in 1933. Shortly afterwards he was appointed chief conductor of the Los Angeles Philharmonic, and guest-conducted other American orchestras, including the San Francisco Symphony, the New York Philharmonic and later the Pittsburgh Symphony, which he reorganised as a permanent ensemble.
In the late 1930s Klemperer became ill with a brain tumour. An operation to remove it was successful, but left him lame and partly paralysed on his right side. Throughout his life he had bipolar disorder, and after the operation he went through an intense manic phase of the illness and then a long spell of severe depression. His career was seriously disrupted and did not fully recover until the mid-1940s. He served as the musical director of the Hungarian State Opera in Budapest from 1947 to 1950.
Klemperer’s later career centred on London. In 1951 he began an association with the Philharmonia Orchestra. By that time better known for his readings of the core German symphonic repertoire than for experimental modern music, he gave concerts and made almost 200 recordings with the Philharmonia and its successor, the New Philharmonia, until his retirement in 1972. His approach to Mozart was not universally liked, being thought of by some as heavy, but he became widely considered the most authoritative interpreter of the symphonies of Beethoven, Brahms, Bruckner and Mahler.
Read moreOtto Klemperer – Brahms, Schumann, Mendelssohn (2024)
FLAC (tracks) 24 bit/192 kHz | Time – 07:14:20 minutes | 16,35 GB | Genre: Classical
Studio Masters, Official Digital Download | Front Cover | © Warner Classics
Otto Klemperer (* May 14, 1885 as Otto Nossan Klemperer in Breslau; † July 6, 1973 in Zurich) was a German conductor and composer. He is one of the great conductors of the 20th century.
Read moreOtto Klemperer – Handel: Messiah, HWV 56 by Otto Klemperer (2024 Remastered, London 1964) (2024)
FLAC (tracks) 24 bit/96 kHz | Time – 02:21:33 minutes | 2,67 GB | Genre: Classical
Studio Masters, Official Digital Download | Front Cover | © Alexandre Bak – Classical Music Reference Recording
Messiah (HWV 56) is an English-language oratorio composed in 1741 by George Frideric Handel. The text was compiled from the King James Bible and the Coverdale Psalter by Charles Jennens. It was first performed in Dublin on 13 April 1742 and received its London premiere a year later. After an initially modest public reception, the oratorio gained in popularity, eventually becoming one of the best-known and most frequently performed choral works in Western music.
Read moreOtto Klemperer – Mahler: Symphonies Nos. 2 “Resurrection”, 4, 7, 9, Das Lied von der Erde & Other Lieder (2024)
FLAC (tracks) 24 bit/192 kHz | Time – 06:50:26 minutes | 14,82 GB | Genre: Classical
Studio Masters, Official Digital Download | Front Cover | © Warner Classics
Experience the grandeur of Gustav Mahler’s symphonic masterpieces with Otto Klemperer’s mesmerizing renditions in the remastered edition of Klemperer’s programme of Mahler works. Released on Warner Classics, this album showcases Klemperer’s profound understanding of Mahler’s emotive landscapes, guiding listeners through stirring passages and poignant melodies. From the transcendent journey of resurrection in Symphony No. 2 to the ethereal beauty of “Das Lied von der Erde”, Klemperer’s interpretations breathe new life into Mahler’s timeless compositions, making this collection an essential addition to any classical music aficionado’s library.
Read moreOtto Klemperer & New Philharmonia Orchestra – Bruckner: Symphonies Nos. 5 & 6 (2024)
FLAC (tracks) 24 bit/192 kHz | Time – 02:14:54 minutes | 5,11 GB | Genre: Classical
Studio Masters, Official Digital Download | Front Cover | © Warner Classics
The German conductor Otto Klemperer (1885-1973) was born in Breslau (now Wroclaw, Poland). He studied at the Frankfurt Conservatory, then at Berlin’s Klindworth-Scharwenka Conservatory, where he took lessons in composition and conducting from Pfitzner, making his debut in Berlin in 1906 with Offenbach’s Orphée aux enfers. On Mahler’s recommendation he became chorus master then conductor at Prague’s German Theatre (1907-10); between 1910 and 1917 he worked at the opera houses of Hamburg, Bremen and Strasbourg; he was musical director at Cologne (1917-24), Wiesbaden (1924-27) and Berlin’s Kroll Opera (1927–31), but left Nazi Germany in 1933, eventually settling in the USA, where he became conductor of the Los Angeles Philharmonic (1933-39).
Read moreOtto Klemperer – Beethoven, Schubert & Weber (2024)
FLAC (tracks) 24 bit/192 kHz | Time – 04:44:04 minutes | 10,82 GB | Genre: Classical
Studio Masters, Official Digital Download | Front Cover | © Warner Classics
Otto Klemperer (* May 14, 1885 as Otto Nossan Klemperer in Breslau; † July 6, 1973 in Zurich) was a German conductor and composer. He is one of the great conductors of the 20th century.
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